トイレの踏み台の作り方



子どもがトイレで用を足すようになりましたが、足が届かないと落ち着きません。
市販の踏み台を2個買って置いても良いのですが、倒れたりする危険もあります。
「倒れにくい踏み台はないかな〜」とネットで探していたところ、トイレ用の踏み台を発見。
しかし、値段は何と1万円!ちょっとお高いですね。。
ということで、同じような形の踏み台を作ってみました。
ネットで見かけたのは折り畳み式でしたが、設置したままでも問題ないので、シンプルな畳めない構造にしました。

まず、天板のカットをします。使用したのはパインの集成材です。一辺はR加工して丸くなっています。 ホームセンターで入手できます。 足を乗せることができ、邪魔にならない大きさに切ります。まあ、適当です^^;
便器の部分を丸く切り欠きます。畑で使っているフルイを置いて、ペンで丸っこい線を描きます。
直線部分は丸ノコでウィーンとカットします。丸い部分はドリルでたくさん穴を開け、 バキッと割ります。一気にやると失敗しそうなので、丸ノコで5センチくらい間隔に 直線カットをして、少しずつ割っていきました。ジグソーがあると楽ですね…
断面はボコボコです。面倒ですが、ヤスリで頑張って整えました。
天板ができたところで、塗装をします。おしっこ掛かりそうなので。 今回は水溶性のつや出しニスを使ってみました。色を付ける必要はないので、これで良いかなと。
足をつけます。安価なSPFの2×4です。長さは適当です^^;子どもは成長しますからね。 作る時点でちょうどいい長さを測ってもあまり意味がありません。
天板からネジの頭が見えるのがイヤだったので、物置にあったMDF板の切れ端に足をネジ留めし、 そのMDF板を木工ボンドで天板に接着。
強度に不安があったので、余ったSPF材をMDFの下から当てて天板まで届くネジで止めました。 これなら乗った時にバキッといく心配はありません。
奥の足も同じようにMDF板にネジ留めしてから、そのMDF板を木工ボンドとネジで天板に固定しました。
奥は便器を挟んでいるので、長いSPFを噛ませて固定することができません。 ちょっと頼りないですが、MDF板側からネジで天板に固定です。不安なのでさらにL字金具で固定しました。
便器との接点に、フェルトを貼り付けました。傷防止です。 ホームセンターで入手できます。
足の裏にも傷防止のフェルトを付けて完成です!

・・・と言いたいところですが、子どもを乗せてみたら踏み台が滑ってしまって安定感が…。
そこで、フェルトを剥がし、ホームセンターで入手した透明のクッション材を貼り付けました。 足1本につき4個付けています。これで滑らなくなりました。
これで本当に完成です!

子どもが軽いうちはヒョイっと便器に乗せれますが、ある程度大きくなってくるとそれも辛いです。 安定した踏み台があれば、自分で乗り降りでき、踏ん張りも効くのでトイレトレーニングも進みます。

材料費は全部で3千円くらいだったかな…?天板をコンパネなんかにすればもっと安く上がりますね。





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