水栓の修理(ケレップの交換)

水栓のホース側の蛇口から水が出なくなってしまいました。
しばらく畑の水やりはジョウロでしていたのですが、やはり面倒なので水栓を修理することに。
原因が分からないので、とりあえず水道の元栓を閉め、プライヤーで蛇口の上部を外して中のケレップを取ってみました。 中に給水管の接続に使用した接着剤でも詰まってるかな…と思って覗いてみましたが、特に何もありません。 ハンドルと蛇口が2つ付いているタイプなので、水が出るほうも分解してみて、部品を入れ替えてみると、 ホース側の蛇口からは水が出るようになり、普通の蛇口からは水が出なくなりました。 どうやら、入れ替えた部品の何かがダメなようです。経験上(?)一番怪しいのはケレップという、 コマのような形をした部品です。こいつが犯人に違いない。さっそくホームセンターでケレップを購入し、 交換してみると、水が出るようになりました^^蛇口から水がポタポタ漏れるようになったり、 逆に水が出なくなったりしたら、このケレップが犯人の可能性が一番高いと思います。

・作業手順など
ブドウの形をした蛇口です。上と横にハンドルがついていて、普通の蛇口とホース用の蛇口がついています。 ホース用の蛇口から水が出なくなってしまいました。原因がよく分からないので、とりあえず分解です。
まず最初に必ず元栓を閉めて水を止めましょう。これを忘れると酷い目に遭います。 プライヤーで蛇口の上部を回してナット部分を外します。それからハンドルを緩めて上部を取り外します。 ハンドルを外すと、奥にケレップが入っています。指ではつかみにくいのでペンチで引っ張り出します。
取り出したケレップです。古くはなっていますが、特に目立った傷などは見当たりません。 でも、こういうときは大体こいつが犯人です。水が出るほうの蛇口と部品を交換すると、水が出るようになったので、 中に何か詰まっているわけではありません。こいつを新しいものに交換してやります。
ホームセンターの水道コーナーでケレップを購入。大きさがいくつかありましたが、呼び13用のものを購入しました。 呼び13というのは使用している給水管の径のことですが、実際に13mmというわけではありません。 2個入りで100円ちょっとで買えます。
新しいケレップを入れてハンドルを取り付けたら元栓を開けます。ハンドルを回すと、ちゃんと水が出て来ました。 これで修理は完了です。簡単ですね^^水道屋さんを呼ぶと、これだけでも数千円取られてしまいます。
今回使用したプライヤーという道具です。挟むものの大きさに合わせて調節ができるようになっています。 これが1本あればいろんな大きさのモンキーレンチを揃える必要がありません。 物を挟む部分にプラスチックがついていて、傷をつけないようになっています。 蛇口などの修理には少々値は張りますが、こういうタイプが良いです。




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