トマト(ミニトマト)

夏野菜の定番です。生でも加熱してもおいしくいただけますね。

お勧め度 ★★★ 差し芽で増やせます。調理方法もいろいろ。絶対作るべきですね。

◎4人家族に丁度いい株数…5本程度?(差し芽でいくらでも増やせます。購入する苗は1種類につき1本でOKです。)

栽培カレンダー
植え付け
5月
収穫
6月後半〜8月終わり




栽培のポイント

・場所選び&土作り
日当たりと水はけの良い場所を選びます。根が深く張るので、できるだけ深く耕します。
肥料は土に混ぜ込んでも良いですが、根が下に伸びるので溝を掘って埋める溝施肥でも良いです。
実付きを良くするには、熔リンやバッドグアノなどのリン酸肥料を与えると良いです。

・手入れ
トマトは放っておくと数メートルの高さまで伸びます。長めの支柱を立てて、麻紐などで縛りましょう。
茎と葉の間から伸びてくる脇芽を放置するとジャングルになります。
脇芽に養分を取られて実が小さくなるので、摘み取ります。ハサミを使うと細菌感染しやすいので手でちぎります。
取った脇芽は差し芽として使えます。(※1)
実が付き始めたら水遣りを控えるようにすると、糖度の高い濃厚なトマトになります。
大玉のトマトは手の届く高さで摘心すると養分が実に回ります。

※1差し芽…株を増やしたい場合は脇芽を30cm程度まで放置してから摘み取り、地面に差します。
        1週間程で根が出るまでは水遣りを頻繁に行い、水分の蒸発量を減らすため、
        大きな葉は切り取っておきます。
        水を入れたペットボトルに差しておくと、水の心配をしなくて済みます。
        定期的に差し芽をしていくことで、収穫期間を伸ばすことができます。

・収穫のタイミング
ヘタの周りまで赤くなってきたら収穫しましょう。
早く取りすぎた場合は常温で保存して追熟させます。

☆よくあるトラブル

・裂果…放射状に割れるのは晴天続き後の大雨など、水分量の急激な変化により起きます。
    雨避けをし、適度な水遣りをすることで防ぐことができます。
    ヘタ付近から同心円状に割れるのは日光を強く浴び過ぎるのが原因です。
    葉を取りすぎず、適度な日陰があったほうが良いようです。

・アブラムシ…モザイク病などの病原菌を媒介します。キラキラ光るテープを回りに張り巡らせたり、
       水遣りのとき葉に強めのシャワーを当てるとある程度防ぐことができます。
雨で裂果したトマト














☆保存方法
まだ緑色の部分が残っているものは低温に弱いので冷蔵庫には入れません。常温で置いておくと追熟されて赤くなります。
赤いトマトはポリ袋に入れるかラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。

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